雑記ブログ。あと自論。名前はまだない。

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ストリート、それはアート:映画『バスキア、10代最後のとき』

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 1970年代のニューヨーク。

 聳え立つ世界一の摩天楼。世界中からビジネスとアートの才能が集まる。誰もが知っている世界一の国際都市だ。

 

 だが、そんな華やかな世界の下にも広大なアンダーグラウンドが広がっていた。

 

 ダウンタウン。ニューヨークに広がるもうひとつのアートシーン。

 そこは社会に埋もれた才能が、スポットライトと称賛を求めて必死にもがいていた。

 

 彼らは、持てる技術と野心をスプレー缶にのせて、グラフティとして電車に書き殴る。もちろん誰の許可も得ていない。歴とした犯罪だ。

 

 それでも彼らは、昼間に待ちを行き交う電車の中に自分のグラフディを見つけるとほくそ笑み、こう呟くわけだ。「あれは自分の電車だ」と。

 

 彼らの魂の叫び。彼らのサウンドバイトだ。

 

 まるで、80年代のハリウッド映画さながらの世界が当時のニューヨークには存在していた。

 …いや、そんな危険で魅惑的な雰囲気に当時の映画人は魅力を感じてそれをなんとかフィルムの中に再現しようとしたのだろう。

 

 だが、そんなアウトローな彼らの中でもバスキアはさらに異質な存在だった。

 

 バスキアは、他のダウンタウンのアーティストのように電車にグラフティを描くことはなかった。

 バスキアがグラフティを描いたのはなんの変哲も無いダウンタウンのビルの壁だ。

 電車にグラフティを描けば、その絵は線路沿いに街を廻ることになる。街の人々にそれがどう映るのかは別にしても、生活の中でイヤでも彼らの作品は目に入ってくるわけだ。

 しかし、壁に描けばそう言うわけにはいかない。絵は、鑑賞者に自ら会いに行くことはない。それでも、バスキアのグラフティは瞬く間に有名になった。

 

 そのグラフティはまさに芸術作品そのものだったからだ。


 …ということで、今回はあらすじ風にしてみました。(^^)
 今日で平成も終わりですね。最近車の改造が愉しすぎて全然更新できていませんでしたが、令和になったらもう少し更新頻度を上げていきたいと思います。

 

映画情報:

タイトル:バスキア、10代最後のとき(原題:Boom for Real: The Late Teenage Years of Jean-Michel Basquiat)
製作国:アメリ
配給会社:セテラ・インターナショナル
公開:2017年
上映時間:79分
監督:サラ・ドライバー
製作:レイチェル・デンギズ
   サラ・ドライバー
製作総指揮:クリストス・V・コンスタンタコプーロス
      ジャン・ラバディ
キャスト:ジャン=ミシェル・バスキア
     アレクシス・アドラー
     ファブ・5・フレディ
     ジム・ジャームッシュ
     ケニー・シャーフ

映画『バスキア、10代最後のとき』オフィシャルサイト

 

www.youtube.com