雑記ブログ。あと自論。名前はまだない。

しばらくは書きたいと思ったことを書いていきます。脈絡のないブログになると思いますが、よろしくお願いします。

シャアはなぜ反乱を起こしたのか:映画『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』

f:id:nakatico:20190211110239j:plain

 映画レビューの第2弾は『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア

 なんと現在公開中の新作ではなく、30年前の1988年制作のアニメ作品となりました。

 しかも日本の男の子ならみんな大好きなガンダムです。٩(ˊᗜˋ*)و.

 

www.gundam-cca.net

 

 今回nakaticoは、Amazon Prime Videoで視聴しました。2019年2月11日現在、Prime会員なら無料(?)で視聴できます。

 

 

 これからも、プライムビデオで視聴できる映画をレビューしていく予定ですので、宜しくお願いします。(^_^)/

 

 では、早速解説に入ります。

 この映画は非常に密度が濃くて、2時間程度の映画なのですが4時間ぐらい観ていた体感がありました。

 内容についても語り出すと1回では終わらず、焦点を変えて連載形式に出来そうなほどです。

 ※例えばνガンダム(最強の第2世代MS)VSサザビー(最強の第4世代MS)とか、ネオ・ジオンの戦略についての解説とかetc…

 

 まあ、そういう所は他の記事や動画に譲として、本ブログではシャアが反乱を起こした理由について考察していきたいと思います。

 

 さて、反乱を起こした理由について、シャアは劇中でも色々な言い方をしています。

 例えば…

 

  • 「今後、絶対に戦争が起こらないようにするため」とか…
  • 「地球に居続ける人々を粛正するため」とか…
  • 「難民のための政治を手に入れるため」とか…

 

 そして周りもシャアが反乱を起こした理由について色々な言い方をしています。

 

  • 「地球に残っている連中の実態がわかって本当に嫌気がさした」とか…
  • アムロと決着を付けるため」とか…
  • ララァを取られた恨み」だとか…

 

 ではこの中にシャアが反乱を起こした本当の理由があるかというと、nakaticoはないように思えます。

 シャアが本心を語った部分というは劇中でも本当に少なく、以下の2点だけではないでしょうか。

 

 ひとつ目は、アムロが革命家の末路について語った時に、

「私は世直しなど考えていない!」

 と、返したところ。

 

 ふたつ目は、アクシズを押し返そうと集まった連邦やネオ・ジオンのMSが次々と爆発していく中で、

「結局、遅かれ早かれこんな悲しみだけが広がって地球を押し潰すのだ。ならば人類は、自分の手で自分を裁いて、自然に対し地球に対して贖罪しなければならん。アムロ、何でこれが解らん。」

 と、涙を流すところ。

 

 シャアは劇中、アムロ以外に自分の本心を語ること(あるいは語りかけること)は一切ありませんでした。

 アムロとシャアはお互いに一番の理解者として描かれているというと言い過ぎかもしれませんが、少なくとも自分の本音をストレートに言えるただ一人の人物としてお互いの関係が描かれています。

 この辺は、わかり合うことのできる能力をもった人類の革新ニュータイプであるハズなのに… いや、ニュータイプであるが故の皮肉なのかもしれません。

 宇宙世紀ガンダムのキーワードであるニュータイプはこの時代になると、勘の良い優れた兵士という以上の意味を失っていて、その事に当のニュータイプたち自身も疑問を持たなくなっているという現実があります。

 

 アムロは、アクシズを押し返そうとする時にシャアに言います。

「貴様ほど急ぎすぎもしなければ、人類に絶望もしちゃいない!」と。

 

 では、シャアの『人類への絶望』とは何だったのかというと、それは…

 

 人類全体が例え『ニュータイプ』になったとしても、結局人類は戦いを止めることができない。

 

 ということなんだと思います。

 では何故アクシズを地球に落とそうとしたのかという理由がまさに2つ目の『自然や地球に対しての贖罪』ということになるのでしょう。

 シャアは、戦いを止めることのできない人類に絶望している。

 だったらせめて…

 

 もうこれ以上、人類の戦いに地球が巻き込まれることがないように…

 地球が、人類の戦いの元凶になることがないように…

 

 人類同士の戦いから地球を開放すること。それが、シャアにとってのアクシズ落としの本当の意味なのだと思います。

 

 シャアは、総帥でありながらネオ・ジオン内の誰にも心を許しておらず、その場その場で相手が一番聞きたい言葉を言ってうまいこと立ち回ります。

 そして、アクシズ落とし後のことなんてこれっぽっちも考えていません。

 シャアは、スウィートウォーターでの演説で「父、ジオンの元に召されるであろう!」と言ったとおり、作戦のあと死ぬ気だったんだと思います。

 

 少なくとも生きてネオ・ジオンに帰る気がなかったのは間違いないです。

 

 シャアは最後に、

 

ララァ・スンは私の母になってくれるかもしれなかった女性だ!そのララァを殺したお前に言えたことか!」

 

 シャアは、もしララァが生きていて、そして自分を導いてくれていたら、自分も人類を信じることができたかもしれない。人類の未来に希望を持つことができたかもしれない。と言いたかったのでしょう。

 まあ、実にシャアらしい情けない負け惜しみですが、シャアにとってララァの存在がどれだけ大きな存在だったのかを、シャアの口から直接語らせたかったのだと思います。

 

 物語は最後、サイコフレームが人の意思を増幅させることで起こった未知数の力によってアクシズは落下することなく地球から離れていくという、人類の意思と叡智は人類自身と地球を共に救う力を持っていることを示唆して終わります。

 

 色々な意見があるとは思いますが、ガンダム神話の立役者であるアムロとシャアの最終決戦に相応しい映画だったと思います。

 

映画情報:

タイトル:機動戦士ガンダム 逆襲のシャア
製作国:日本
企画・制作:サンライズ
公開:1988年
上映時間:120分
監督・脚本:富野由悠季
キャラクターデザイン:北爪宏幸
モビルスーツデザイン:出渕裕
音楽:三枝成章
キャスト:古谷 徹
     池田 秀一
     鈴置 洋孝
     榊原 良子
     白石 冬美
     川村 万梨阿
     弥生 みつき
     佐々木 望
     山寺 宏一

機動戦士ガンダム 逆襲のシャア

 

www.youtube.com

 

機動戦士ガンダム 逆襲のシャア [DVD]

機動戦士ガンダム 逆襲のシャア [DVD]

 

 

 富野由悠季に関連する商品:

「伝説巨神イデオン」劇場版 Blu-ray(接触篇、発動篇)

「伝説巨神イデオン」劇場版 Blu-ray(接触篇、発動篇)

 

 

北爪宏幸に関連する商品:

 

出渕裕に関連する商品:

ラーゼフォン Blu-ray BOX

ラーゼフォン Blu-ray BOX

 

 

三枝成彰に関連する商品:

機動戦士Zガンダム~A New Translation Review~

機動戦士Zガンダム~A New Translation Review~

 

 

古谷 徹が出演する作品:


池田 秀一が出演する作品:


鈴置 洋孝が出演する作品:

無敵鋼人ダイターン3 DVDメモリアルボックス1
 


榊原 良子が出演する作品:

風の谷のナウシカ [Blu-ray]

風の谷のナウシカ [Blu-ray]

 


白石 冬美が出演する作品:

 
川村 万梨阿が出演する作品:


弥生 みつきが出演する作品:

シャーマニックプリンセス Vol.1 [DVD]

シャーマニックプリンセス Vol.1 [DVD]

 


佐々木 望が出演する作品:

AKIRA 〈Blu-ray〉

AKIRA 〈Blu-ray〉

 


山寺 宏一が出演する作品:

魔神英雄伝ワタル Blu-ray BOX

魔神英雄伝ワタル Blu-ray BOX

 
COWBOY BEBOP Blu-ray BOX (通常版)

COWBOY BEBOP Blu-ray BOX (通常版)