雑記ブログ。あと自論。名前はまだない。

気がついたら論語を読んだ感想がメインのブログになってしまいました。そのうち何とかします。後、下らない小話的自作小説も書いていますのでお時間があれば是非!

論語 八佾第三9『子曰、夏禮吾能言之(夏の礼は吾れ能くこれを言えども)』

原文:

子曰、夏禮吾能言之、杞不足徴也、殷禮吾能言之、宋不足徴也、
文献不足故也、足則吾能徴之矣、

読下し文:

子の曰わく、夏の礼は吾れ能くこれを言えども、杞は徴(しるし)とするに足らざるなり。殷の礼は吾れ能くこれを言えども、宋は徴とするに足らざるなり。文献、足らざるが故なり。足らば則ち吾れ能くこれを徴とせん。

現代語訳:

先生はおっしゃいました。「夏の礼制について私は話すことができますが、その子孫にあたる現在の杞の国については、私の話を証拠立てるようなものは何もありません。また、殷の礼制について私は話すことができますが、その子孫にあたる現在の宋の国については、私の話を証拠立てるようなものは何もありません。ともに文献が残っておらず、賢人もいないからです。もしそれらが十分であれば、私の言うことが正しい証拠にできるのですが、残念です。」

 

 おそらく孔子は、この辺の論語の証拠にしようと言っているんでしょうね。

 

nakatico-ps.hatenablog.com

 孔子は、夏と杞、殷と宋を比べることによって、礼の根本は変わらないことを証明したかったのでしょうが、それができず残念がるというお話しですね。

 これは是非とも孔子に分析してほしかったお題目だったので、それがされず後世の人間も残念というわけです。

 本当に残念です。

 

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