雑記ブログ。あと自論。名前はまだない。

気がついたら論語を読んだ感想がメインのブログになってしまいました。そのうち何とかします。後、下らない小話的自作小説も書いていますのでお時間があれば是非!

論語 八佾第三6『季氏旅於泰山、子謂冉有曰(子、冉有に謂いて曰わく)』

原文:

季氏旅於泰山、子謂冉有曰、女不能救與、對曰、不能、子曰、嗚呼、曾謂泰山不如林放乎、

読下し文:

季氏、泰山に旅す。子、冉有(ぜんゆう)に謂(い)いて曰わく、女救うこと能わざるか。対えて曰く、能わず。子の曰わく、嗚呼、曽ち泰山を林放に如かずと謂(おも)えるか。

現代語訳:

季氏が泰山で旅の祭りをしようとしました。先生はが冉有に向かって、「お前の力で李氏の過ちを止めることはできないか。」と言われると、冉有は「できません。」と応えました。先生はおっしゃいました。「ああ、お前は泰山の神が林放にも及ばないと思っているのか」

 

 孔子は、今回の論語でも怒ってますね。(^_^;)

 それにしても八佾第三は礼を失した魯の家老を見て、孔子が怒り嘆くというものが本当に多いです。

 

冉有

 孔門十哲の一人。

 名は求、字は子有。行政手腕に優れ季氏に用いられる。孔子からも政治の才能を認められ、大きな町や卿の家の長官として取り仕切ることができると評された。

 一方、消極的な人柄であったと思しく、孔子から「聞くままに斯れこれを行え」と激励されている。

論語』雍也篇および子路篇では「冉子」と呼ばれている。

冉有 - Wikipedia

 

 林放は、八佾第三4でも登場した魯の国の人です。

nakatico-ps.hatenablog.com

 孔子の生きた時代の魯は、もうずっとこんな感じなんでしょうね。孔子の死後、魯の国はますます弱体化し、最終的には楚に併合され滅亡してしまいます。

 魯はもともと小国なので、そうなるのも時間の問題だったのかもしれませんが、こんなにも上から下までバラバラで、団結力の欠片もなければどんな魯の国が例えどんな大国であったとしても、結末は変わらなかったでしょう。

 国家でも企業でも、より良く運営していくためには、上の人間だけが頑張るだけではダメ。下の人間が頑張るだけでもダメ。上の下の人間がお互いに適切な敬意を払うことが重要ということですね。

 

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