雑記ブログ。あと自論。名前はまだない。

気がついたら論語を読んだ感想がメインのブログになってしまいました。そのうち何とかします。後、下らない小話的自作小説も書いていますのでお時間があれば是非!

論語 八佾第三3『子曰、人而不仁(人にして不仁ならば)』

原文:

子曰、人而不仁、如禮何、人而不仁、如樂何、

読下し文:

子の曰わく、人にして不仁ならば、礼を如何(いかん)。人にして仁ならずんば、楽を如何。

現代語訳:

先生はおっしゃいました。「思いやりの心がない者が、上辺だけの礼儀を身に付けても意味がありません。慈愛の心がない者が、技術だけで音楽を奏でても意味がありません。」

 

 どれだけ優雅な礼儀作法を身に付けても、相手への敬意の心がなければ、その人の心を感動させることはできません。

 また、どれだけ技術を磨いても、愛情の心がなければ、美しい音楽を奏でることはできません。

 

 私には絵心は全くないので観賞専門ですが、美術が好きで、美術館にもよく行きます。この論語は美術にも良く当てはまっていていると思います。

 美術とは、純粋な美術家の内面の発露であり、それが表現されたものであるからこそ、人を感動させることができるわけですね。

 技術とは、結局それを表現するための道具に過ぎないわけです。

 上辺だけのテクニックだけで、どれだけ奇をてらったものをつくっても、決して評価されることはありません。いえ、例え一時は評価されたとしても決して長く続くことはないでしょう。

 素直な自分の心を率直に表現する。そうすることではじめて作品はユニークなものになります。

 美術や芸術を志す方は、そのことを心の何処かに留めておいて頂ければ思います。

 

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