雑記ブログ。あと自論。名前はまだない。

気がついたら論語を読んだ感想がメインのブログになってしまいました。そのうち何とかします。後、下らない小話的自作小説も書いていますのでお時間があれば是非!

論語 為政第二23『子張問、十世可知也(十世知るべきか)』

原文:

子張問、十世可知也、子曰、殷因於夏禮、所損益可知也、周因於殷禮、所損益可知也、其或継周者、雖百世亦可知也、

読下し文:

子張問う、十世知るべきか。子の曰わく、殷は夏の礼に因る、損益する所知るべきなり。周は殷の礼に因る、損益する所知るべきなり。其れ或いは周に継ぐものは、百世と雖(いえ)ども知るべきなり。

現代語訳:

子張が先生に「十世代後のことがわかりますか」と尋ねました。先生はおっしゃいました。「殷はその前の王朝である夏の制度やしきたりを受け継いでいます。いくつか変更した部分はありますが、根本は変わっていません。周はその前の王朝である殷の制度やしきたりを受け継いでいます。いくつか変更した部分はありますが、これもまた根本は変わっていません。物事の本質はいつの時代も同じなのです。ですから現代を参考にすれば、百世代後でも理解することができます。」

 

 時代は繰り返すということですかね?

 現代は、目まぐるしいスピードでありとあらゆることが変わっていきますので、昔のように伝統を重んじて、先祖伝来の生き方を堅く守り継ぐ。ということができない時代になってしまいました。

 というか、そういう考え方自体が古くさくて、馴染みのないものになってしまいましたね。

 でも、そういう家業を継ぐだとか、伝統を重んじるということが、全く時代遅れで、価値のないものというわけでもありません。家業を守る、伝統を守るということで人間は、自分の価値も同時に保証されてきました。でも、現代はそういうわけにはいきませんね。自分の人生の中で自分の価値を位置から積み上げなくてはいけない。そんな時代の中で、現代人は「何のために生きているのかわからない。」ということも感情が生まれてきたわけです。

 そういった意味では、自由という価値観にもデメリットがあります。

 そしてこういった時代も、世界のどこかの、どこかの時代で人類は体験しています。

 時代は繰り返すということですね。

 

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