雑記ブログ。あと自論。名前はまだない。

気がついたら論語を読んだ感想がメインのブログになってしまいました。そのうち何とかします。後、下らない小話的自作小説も書いていますのでお時間があれば是非!

論語 為政第二5『孟懿子問孝、子曰、無違(違うこと無し)』

原文:

孟懿子問孝、子曰、無違、樊遲御、子告之曰、孟孫問孝於我、我對曰無違、樊遲曰、何謂也、子曰、生事之以禮、死葬之以禮、祭之以禮、

読下し文:

孟懿子、孝を問う。子の曰わく、違うこと無し。樊遅、御たり。子これに告げて曰く、孟孫、孝を我に問う。我れ対(こた)えて曰く、違うこと無しと。樊遲が曰わく、何の謂(い)いぞや。子の曰わく、生けるにはこれに事(つか)うるに礼を以てし、死してはこれを葬むるに礼を以てし、これを祭るに礼を以てす。

現代語訳:

孟懿子が孝のことを先生に尋ねました。先生は、「そむかないようにされるのがよろしいと存じます。」と答えました。

そのあと、御者を務める樊遅に先生は話されました。「孟孫が私に孝のことを問われたので、私は『そむかないように、』と答えました。」

樊遅が「どういう意味ですか」と尋ねると、先生はおっしゃった「親が生きているときには礼のきまりによってお仕えし、なくなったら礼のきまりによって葬り、礼のきまりによってお祭りする。万事、礼のきまりにそむかないようにするということだ。」

 

  今回は孔子の他に二人の人物が登場します。

 一人は孟懿子(もういし)。孟懿子は魯という国の家老で、この論語では孟孫(もうそん)とも呼ばれています。孔子から礼を学んだことがある人物といわれています。

 もう一人は今回御者を努めていた樊遅(はんち)。彼は孔子の門人で、孔子より三十六歳若い人物です。

 論語には相手に敬意や尊敬の念を表わすためには、その為の方法を方法や決まりを知らないと、相手には伝わらないよね? という話がちょこちょこ出てきます。

 これは現代に置き換えてみてもその通りで、相手を尊敬する気持ちをもっていて、それを表わしたいと思っても、その態度が悪ければ、やっぱり相手には伝わりません。

 相手に尊敬の念を現わすには、尊敬を表す方法(礼)を、まず知っていなければいけないねということですね。

 今回の論語孝(親孝行)についても同じで、親に対する敬意を表すためには、まずは礼を知って、礼にそむかないようにするのが大事だよということだと思います。

 

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